11月上旬の北軽井沢で、フジカ・ハイペットを本格始動させたぼんてん家。
夜中から明け方にかけて氷点下になった日もあり、けっこうな寒さでした。
冬キャンとしてはデビューしたばかりのわが家、装備も手探りで、いろいろと模索中。
そんななかでもフジカなら間違いないだろうと購入したのだけれど、思ったほど暖かさを感じない。
こんな程度?こんなもの?
いやいや、なにか違うんじゃない?
どうも燃焼パワーが弱いし、見た目の燃焼具合も薄い(あんまり赤くなっていないのです)。
そこで旦那が考えたのが、芯の出具合。
おそらく芯の出が足りないのだろう、と。
案の定フジカを分解して確認してみれば、芯が明らかに短い。6mmほどでしょうか。(※調整ツマミ最大で出る芯の長さです)
★2016.11.27追記★
芯先が燃えてしまって短いのではないかとのご指摘をいただきましたが、フジカ・ハイペットの芯はガラス芯なので、そのようなことは起こらないようです。
そこで、その短い芯を最初は15mm程出るように調整して試運転。
すると...
その燃焼パワーがスゴイスゴイ。
近くにいると暑いくらい。
燃焼筒も赤々として、今までと違います。
点火の際、芯の出具合はMAXになりますから、必ずその後調整しないと燃焼しすぎて危ないということで、今度は9mmほどに再調整。
旦那の判断ではこれがベストらしく、やっとフジカに対するモヤモヤが解消されました。
フジカ自体への不満は解消されたものの、単純に不思議に思うことがあるんです。
この芯の出具合って、ユーザーが自分で調整することを基本としてるんでしょうか...
分解しないとできない調整だし、そもそもストーブの基本的な(かつ重要な)機能に関わる部分なのだから、しかるべき基準があって、それに基づいてベストな状態で製品が作られるべきじゃないの??
じつに不思議です。
この記事を書きながら「フジカ 芯」でググってみたら、メーカー推奨値は8~9mmという情報を目にしました。
やっぱり9mmくらいが丁度いいんですね。
6mmと9mm、わずか3mmの違いがこんなにも大きいとは驚きました。
いやしかし、旦那のメンテのおかげで、次のキャンプは氷点下でもどーんと来いってなもんです。
「キャンプしない時はギアのメンテをするんだよ。ママもメンテしなさい」と言われたけれど、わたしがなにをメンテするんじゃ。
「えぇと、洗剤補充するとか?」と答えると、数秒の沈黙後「いーんじゃない(苦笑)」との答え。
つーか、それメンテじゃないし...
一番必要なのは、美味しいものを美味しく食べられるように胃腸のメンテナンスをすることかしら~~。
ははは...。
冗談じゃなくて、わたしってばそんなことしかできません。(いや、この歳になるとそれも大事!)
そんなアホなことを考えつつ、そして旦那様のおかげで楽しく快適なキャンプができることに感謝をしつつ、しんしんと夜は更けていくのでした...
(完)